あなたにとっての豊かさはなんですか?
“What does abundance mean to you today?”
「あなたにとって豊かさとはなんですか?」
DOMMUNEの宇川氏からの、そんな一言から始まる。
モトローラが仕掛ける Motorola PHOTON は、現代に生きる私たちに生き方やライフスタイルについて提示するような一言から、その動画は始まります。
ソーシャルメディアが終わりを迎えたとき、次になにが現れるのか。
日本のカルチャー・コンテクストを牽引するキーパーソンが集まり、
ソーシャルの先、ゆたかさの未来を見つけ出そうという壮大な目的で始まった「ソーシャルラボ0.0」。
時には凶暴にもなる無邪気な赤ん坊のようなソーシャルネットワークは、どんな未来を見せてくれるのだろうか。
これまで、物質的豊かさが是とされてきたこれまでの社会。
これまでは、「豊かさ=消費」という文脈がこれまでの社会における共通概念として存在してきました。
かつて、ジャン・ボードリヤールは、著書「消費社会の神話と構造」にて、物質的経済の中における消費行動や、その消費に対する記号的価値を問い、物質的豊かさについての社会行動論理を考えてきました。
しかし、物質的消費的豊かさにも限界がきました。
現在においては消費という行為がさらに変化し、様々な多様な価値の中において、生き方を模索する時代になってきました。
そして、”消費”ということ自体からも解き放ち、あなた自身の”生き方”を問われる時代になってきました。
「あなたにとって豊かさとはなにか」
これはつまり、自分自身にとっての生き方とリンクしてきます。
それは、物質的豊かさなのか、精神的豊かさなのか、それとも、ヒトとの関係性におけるソーシャル・キャピタル(社会関係資本)での豊かさか、はたまたそれ以外か。
なぜ私たちは生きるのか。
何のために生き、そしてなんのために死ぬのか。
それは、”自分自身”がどう生きるかと同時に、社会がどうありたいか、社会がどうあって欲しいのかとも関わってきます。
ヒトは一人では生きていけません。
それは、自給自足という生き方でさえも、自然というものと共存する、という意味で、完全に一人で生きていくことは不可能です。
どういったモノゴトであれ、他者や他のモノと関わって私たちは生きています。
他人の手を借りないと生まれてくることもなく、そして、他人の手によって生き、そして成長していく。
つまり、自分にとっての豊かさは、それは必然的に他人とどうか変わっていくか、ということとつながってくると僕は思います。
そのためにどうしていくか。
そんなことを、この動画は考えさせ、そして、自分自身で考え、そして行動することを促進させます。
一企業が、1つのプロダクトを示すだけではなく、ライフスタイル(こういう言い方は正直陳腐だが)をどうするか、を提示することに、企業がプロダクトを通じた社会に対する意識を感じます。
もちろん、この動画でなくても、自分にとっての社会や豊かさは?という問いは常に考えなくてはいけない問題だと思います。
パート2になる動画の続きは、各分野のそれぞれが、”自分にとっての豊かさとは”について語っています。
*2011年11月現在、まだパート2までの動画があります
日頃、なかなか考える機会がありそうでないこの問い、今一度しっかり考えてみたいと思います。
あなたにとっての豊かさはなんですか?
